津市 学術研究、専門・技術サービス業

イラストレーター(津市)  くぜ じゅんきさん

Q1 あなたがこの会社(三重県)で働くきっかけは? 自営業の方は今の仕事を選んだきっかけは?

 ― 幼い頃から絵を描くのが好きでした。どこかしら、引っ込み思案なところがあり、図画工作の時間が大好きな子どもでした。中学、高校と進む中で、自分が描いた絵を褒めてもらったり、文化祭などでディスプレイに携わったりする機会に恵まれ、制作のとりこになり、東京の服飾専門学校に進学しました。卒業後は三重に戻らずにディスプレイの仕事に携わりました。実家の母が病気になり、戻るかどうか迷いましたが、娘の「戻ったらいいよ」のひと言に背中を押され、活動の拠点を津市に移しました。

Q2 三重県で働いていることについて、感想などを自由に答えてください。

 ― 三重には都会にはない良さがたくさんあると思います。私が暮らしている白山町は津市の中でも山間に位置しており、山あり川あり。夜空の星はたまらなくきれいで、豊かな自然を毎日感じます。都会は物質的には満たされているかもしれませんが、私には四季の移ろいを毎朝感じながらのランニングの方がピッタリ。時折出会うキジやタヌキやシカなどみんなも頑張って生きているんだな、と感じます。

Q3 あなたの会社(お仕事)のオススメポイントは?

 ― わたしはベビーグッズのイラストレーターであり、絵本作家でもあります。絵本のおはなしワークショップなどを開く活動もしており、子どもたちやパパやママのたくさんの笑顔に出会っています。自分らしさを活かして皆さんに喜んでもらえることがわたしのやりがいにつながっています。保育施設や商業施設の壁に絵を描かせていただくこともありますが、遊び心は忘れずに制作に取り組んでいます。

Q4 これから三重で働こうと考えている人にひとこと

 ― わたし自身、色々な心の扉を開いてきました。東京から三重に戻るかどうか、という大きな岐路に立った時は迷いに迷いましたが、娘のひと言で今に至っています。正しい選択かそうではないかと考えず、まずは動けば扉があり、その扉の向こうには必ず誰かと出会いが待っていて、想像以上の出来事に巡り会えます。今の時代、検索をすれば見えてくるものはありますが、でも考えすぎないで動いてみましょうよ。その先にはきっと何かがあると思いますよ。

Q5 イラストレーターの仕事 が気になる方はこちら

― 公式Instagram https://www.instagram.com/kuzejunki/

(2025年1月20日掲載)