紀宝町 建設業

株式会社山口建設 (紀宝町) 工事部 尼嶋 真幸さん

Q1 今の仕事を選んだのは?

 ―高校1年の頃、平成23年台風12号に伴う紀伊半島大水害が発生し、わたしが暮らしている紀宝町を含む紀伊半島に甚大な被害をもたらしました。地域社会の再生を目指し、土砂で寸断された道路の復旧に汗を流す建設業の人たちの姿を町のあちこちで目にする機会が増えました。また、私の住んでいる地域は土砂崩れで道が塞がれていましたが、日に日に復旧していく様子に興味が沸き、地域の人たちの暮らしを守る建設業への憧れを持つようになりました。山口建設で働いていた父の勧めもあり、当社で働くことを決意しました。

Q2 紀宝の暮らしは?

 ―紀宝町は海あり、山あり、川あり。とても自然が豊かです。町を流れる相野谷川上流には川をせき止めて作った大里自然プールがあり、夏には自然の中で水遊びが満喫できます。また、ウミガメが泳ぐ姿を観察できる道の駅「ウミガメ公園」があります。ウミガメ公園では実際にウミガメに触れ合える体験ができたり、ウミガメ以外にも数種類のカメを見たりすることができます。隣の施設には地元で採れた農産物の販売コーナーやお食事コーナーもあり、大人も子供も楽しめる場所です。

Q3 あなたの仕事のオススメポイントは?

 ―山口建設は主に公共工事に携わっていますが、工事を通じて、道路や橋台、河川の護岸整備など、多くの構造物を残しています。建設業はインフラ整備に深くかかわることで、地域社会に貢献している所が魅力だと感じています。また、自分が携わった工事が後世に残っていくことが多くとてもやりがいを感じます。友人や自分の子供にもこれは自分が携わった構造物だと自慢できるのも建設業だけの特権だと思います。

Q4 これから働く人へ

 ―建設業は、「きつい」というイメージを持たれがちですが、いざ働いてみると思っているよりもきついことはありません。現在はICT化が進み、業務の効率化が進んでいます。建設業は自分たちが頑張って作った構造物がずっと残りますので大変やりがいのある仕事です。表舞台のヒーローが消防や自衛隊であれば、建設業は影のヒーローだと思います。山口建設は一緒に働いてくれる仲間を募集しています。作業着・空調服等の支給や資格取得等の費用も会社が負担してくれます。未経験者の方も歓迎です。まずは気軽に問い合わせてください。

    (2025年11月6日掲載)

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