
Q1 今の仕事を選んだのは?
―東京の大学に進学し、友人たちと一緒に楽しくおいしく、ビールを飲む時間が大好きになりました。大学は法学部で、醸造を学んでいたわけではなかったのですが、ビールを提供する側に興味を持つようになったんです。とりわけ、クラフトビールに興味を覚え、新卒採用がある企業を探す中で、伊勢角屋麦酒を見付けました。今はビールを醸造する職人として、レシピを設計し、製造に携わっています。
Q2 三重の暮らしは?
―伊勢は自然の豊かさなど、生まれ育った岐阜とどこか似ているところがあります。大きく違うのは海があるということですね。海なし県で育ちましたからね。あと、日常の生活圏内に神宮やおかげ横丁など、観光地がある暮らしも自分にとっては初めてです。てこね寿司や伊勢うどんなど、伊勢ならではの食べ物はどれも美味しいですね。大学時代はミュージカルに出ていたこともあり、歌うことが大好き!休日にカラオケに行って思う存分歌ってストレスを発散しています♪
Q3 あなたの仕事のオススメポイントは?
―醸造の知識はなく、ビールをつくりたい!という熱い思いだけを抱いて入社したので、「ブルワー」として、初めて自分が書いたレシピで仕込んだビールを飲んだときの感動は忘れられません。自分自身の思いも込めてビールをつくっているので、新しい商品を世に送り出すときは緊張感がありますが、美味しいね!面白いね!と評価をいただけたことが、やりがいに繋がっています。ブルワーとして挑戦できる環境や、成長を応援してくれるプログラムが会社に整っているのも嬉しいですね。
Q4 これから働く人へ
―夢は口に出した方が良い!というのがわたしの経験からアドバイスできるひと言です。文系出身のわたしが今、こうしてビールのつくり手になれたのは、「ビールのつくり手になりたい!」と思うだけでなく、周りに言い続けていたことも大きく影響していると思っています。採用の面接でも、採用された後も「つくり手になりたいんです」と、思いを伝え続けました。言い続けたことで周りの環境が整ったように思います。
Q5 二軒茶屋餅角屋本店 ISEKADOが気になる方はこちら
― ホームページ https://www.biyagura.jp/
(2025年10月2日掲載)